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| 「ふぅ、やっと着いたぁ!」 思わずそうつぶやいた。まさかこんなに遠いとは。ちょっと道に迷ったっていうのもあるけどね。祖父さんが荷物を預けたという町、というよりも村かな。まだ、あちこちに林や公園が残ってるし、空気もきれいだ。 「やっと着いたぁじゃないわよ! あたしが探しただけでアンタは何もしてないじゃない! あたしは美味しい物を食べさせてもらうために来ただけで、町探しをさせられるなんて聞いてないわよ!」 「い、いや、でもここまでくればもうすぐですから」 |
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| 僕達はすぐに近くの公園のベンチに座って、お祖父さんの日記を読み始めた。 「何々? 『魔物に追われて走った。なんとしてもこのキノコだけは持って帰り、最高の料理を作り上げたかったのだ』」 最高の料理か。よっぽど、そのキノコに自信があったんだなぁ。えーと、それはともかく、どこに隠したって書いてあったっけ? 【公園の出口を出て、 林に突き当たった所で左折した】 公園って何個もあるけど。 【その後、左に曲がれる最初の道を左折した】 んん? 分かりにくいなぁ。 【もう一回、左に曲がれる最初の道を左折した】 もうちょっと整理して書いておいてよ。 【その道の左側にある『赤い家』の主人に預けた】 うわ、あの人の視線が冷たい! お祖父さん、頼むよ! |
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| 「で、その荷物を預けた『赤い家』ってのはどこよ?」 「えーと、この地図を見れば……。あっ!」 日記に挟まっていた当時の地図。手に持とうとしたら、それがバラバラに破けてしまったんだ。かなり古いものではあったけど、なにもこんなときに……。 「い、いや、大丈夫です。すぐに探しだしますから!」 |
| ◆問題◆ |
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